みなさん、実は知る人ぞ知る"秘密の宝箱"が広島にある。それが「筵會茣蓙市廣島朝筵」。ね、なんだかもう名前からして特別な響きじゃない？この市、まるでハリー・ポッターの「9と4分の3番線」みたいに、魔法のように現れる特別な場所。宮島口に広がる約60店舗の古物市は、朝焼けとともに始まり、観光客が増え始める前にふっと消えてしまう。そう、まさに魔法のよう。
ここでは、西日本を中心に全国から集まった目利きたちが、とっておきの逸品を披露してくれる。古道具や植物たち、どれもが「いいモノ」として選び抜かれた珠玉の品々。まるで、おばあちゃんの長年の思い出が詰まった蔵を、今時の視点で再編集したような空間が広がる。朝イチで訪れると、まだ誰も手をつけていない宝物との出会いが待っているかも。プロの古物商たちと一緒に宝探しをする感覚は、まるで映画のワンシーンに紛れ込んだような特別な体験になるはず。
そうそう、お腹が空いたら"みやじまぐちモーニング"っていう、これまた素敵な朝ごはんスポットもある。古き良きものに囲まれながら、朝日とともに過ごす特別な時間。なんだか、いつもの朝が違って見えてくるかもしれない。ちなみに、この市は年に2回だけ。春分の日と秋分の日という、これまた粋な日取りで開催される。自然のリズムに寄り添いながら、昔からのモノたちとの新しい出会いを演出する。そんな日本らしい美学が息づいている。