作州民芸館

🔖:スポット

作州民芸館

さくしゅうみんげいかん

  • 写真提供:岡山県観光連盟

  • 写真提供:岡山県観光連盟

  • 元・銀行のシンメトリー、これが効くんだ

    明治42年生まれの旧土居銀行。左右ぴしっと揃った正面は、まるでウェス・アンダーソンの一場面。100年経っても色褪せないこの威厳の前で、つい背筋が伸びちゃう。

  • 洋館の中に、ど真ん中の日本がある

    一歩入ると空気が変わる。作州の職人が手で命を吹き込んだ玩具や道具が並ぶ。大量生産にはない、ちょっと不器用で愛おしい「用の美」。素朴って、こんなに豊かだったっけ。

  • 2階まで上がらないのは、もったいない

    城西地区がどう育ってきたか、その物語が2階で待っている。銀行から漁業組合、そして文化拠点へ。建物自身が歩んできた長い旅と、土地の記憶がここで重なる。工芸品だけ見て帰るのは惜しい。

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📝 知っておきたい基本のキ

住所
日本 | Japan 〒708-0046 岡山県津山市西今町18  作州民芸館 Map ↗
HP
https://www.tsuyamakan.jp/
定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)
営業/開催時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
入場料
入館無料
備考
駐車場有(10台)

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🔍 ひとこと解説

津山の城西地区は、出雲街道の宿場町として、城下町として、人と物がずっと行き交ってきた場所だ。作州民芸館はそのど真ん中に立っている。生まれは明治42年、旧土居銀行として。それから中国銀行になって、塩の回送会社になって、漁業組合の手に渡って…と、持ち主はくるくる変わった。でも建物はずっとそこにいた。平成4年に津山市が引き取って、今の「民芸館」になった。転職を重ねて天職にたどり着いた人みたいで、ちょっと応援したくなる経歴じゃない?
ここのおもしろさは、洋館の中に日本の民芸が詰まっているという、その「ねじれ」にある。外はかっちりしたルネサンス調の西洋建築。中は木と土と藁の、素朴であたたかい郷土玩具の世界。横野手拭、竹細工、土人形。職人が一つひとつ手で仕上げたものたちは、ちょっと不器用で、だからこそ愛おしい。和と洋が同じ屋根の下で平然と同居している、この感じがたまらない。しかも入場無料というのが、また気前がいい。
行くなら午前中がおすすめ。人の少ない時間に、木の床がきしむ音を聞きながらゆっくり歩く。窓から差し込む光が、展示物の表情をやわらかく照らす瞬間がある。あれは写真に撮っておきたいやつ。見終わったら、そのまま外のレトロな町並みへ。カメラ片手に、建築のディテールも、玩具の愛らしい顔も、気の済むまで収めてほしい。古いものに弱い人ほど、ここで新しいインスピレーションをもらって帰ることになる。たぶん、また来たくなるやつだ。

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