ねぇ、聞いてほしい。埼玉の小江戸で見つけた、とっておきの週末の過ごし方のこと。大正浪漫夢通り蚤の市&クラフト市は、まるでアンダーソン監督の映画に迷い込んだような空間。大正時代にタイムスリップしたような通りを歩きながら、昭和の懐かしい時計や、今を生きる作家さんたちの作品を探す。そんな素敵な宝探しができちゃう。
全部で39店舗が並ぶが、これがまた絶妙なミックス。20店舗のアンティーク屋さんたちが持ってくる掘り出し物は、まるで『昭和』という名前の宝箱の中身みたい。特にSEIKOSHAの昭和33年製の置時計なんて、動くアンティークの代表選手。そして18店舗のクラフト作家さんたち。彼らの作品を見ていると、古いものを愛でる心と、新しいものを作る情熱が、絶妙なバランスで交わってるのが分かります。これ、すごくいい。
あ、そうそう。キッチンカーも1台出るけど、これが意外と重要。宝物探しの途中で、小腹が空いたらすぐに補給できる。実は、こういう気の利いた配慮って、蚤の市の楽しさを倍増させる。本川越駅から歩いて8分。この距離感もグッとくる。遠すぎず近すぎず、期待感を高めるのにちょうどいい。朝9時から午後4時までやってるから、早起きして行くのがマスト。だって、いいものは朝のうちに誰かの元へ旅立っちゃうから。
入場料がタダっていうのも、スイートスポット。お金は全部掘り出し物に使える。ただし、天気には要注意。天候が荒れたら中止になっちゃうので、前日のうちに天気予報をチェックするのを忘れずに。これ、絶対に素敵な土曜日になるやつ。古いもの好きな人も、作り手の想いに触れたい人も、単に週末をスペシャルにしたい人も。みんなが笑顔になれる、そんな場所。