ねぇ、知ってる？ 銀座に隠された、とっておきの蚤の市がある。まるでレコードショップで見つける未発表音源みたいな、そんな特別な空間。「銀座ぽちっとの蚤の市」は、SNSでこっそり告知される都市型の蚤の市。
ここでは、量じゃない。質。まるでキューブリック映画のワンシーンのような完璧な構図で、厳選されたアンティークたちが並んでいる。古道具、ビンテージ雑貨、職人技が光る古布のハンドメイド品。どれもが「あ、これ絶対買っちゃうやつだ...」ってなっちゃう魅力を持っている。
アクセスも楽チン。銀座駅のA13出口から徒歩1分。外の天気を気にする必要もなく、まるでお気に入りのギャラリーで作品を選ぶように、心惹かれる一点を探せる。しかも入場料はタダ。これ、イイでしょ？
特に注目なのが、出店者さんたちとの会話。ここには、まるでタランティーノ映画の脇役たちみたいに、個性的で魅力的なディーラーさんたちが集まってくる。古い着物をリメイクしたアクセサリーの向こうに広がる物語や、戦前の古書に残された時代の痕跡。それを聞くだけでも、もう十分満足しちゃう。
開催は偶数月の第4土曜・日曜。Instagramをチェックして、まるで宝の地図を手に入れたみたいなワクワク感。@ginzapochittonominoichiをフォローしておけば、次の開催日をいち早くキャッチできます。
そうそう、あまり知られていないけど、実はこの蚤の市、午前中に来るのがベスト。というのも、良いものから順番にね...（ここだけの話）。銀座の街がゆっくりと目覚めていく時間帯に、とっておきの一点と出会えるかもしれない。
最後に、ちょっとしたコツ。この蚤の市の後は、ぜひ銀座の街も散策してみて。古きよき時代の品々に触れた後に見る現代の銀座は、また違った表情を見せてくれるはず。それって、なんだかすごく素敵な週末じゃない？ 雑誌の特集みたいに、一日を通して銀座の新旧の魅力を堪能できちゃう。