シタマチ.のみの市は、まるで昭和の映画に迷い込んだような不思議な空間。御徒町駅前のパンダ広場で開かれるこの市場は、東京の下町が持つ懐かしさと、現代アートが持つクールさが絶妙にミックスされた、なんとも言えない魅力を放っている。やばい、これ絶対買っちゃうやつだ...なんて思わせる逸品との出会いが、ここにはある。気球柄のウィスキーグラスを手に取れば、まるでタイムスリップしたかのような感覚。美しい手鏡には、誰かの大切な思い出が宿っているのかも。そんな妄想が膨らむ空間。
約30店舗が集まるこの市場、コンパクトなサイズ感がむしろいい。混雑に追われることなく、じっくりと掘り出し物を探せる贅沢な時間を過ごせる。店主との会話も楽しい。それぞれのアイテムにまつわる話を聞いていると、あっという間に時間が過ぎちゃう。現代のクリエイターたちの作品も見逃せない。古いものと新しいものが同居する不思議な空間は、まるでスタジオジブリの世界観のよう。アンティークの持つ歴史と、現代アートの持つ創造性が溶け合う、そんな魔法のような1日を体験できる。
早起きして開場と同時に来場するのがおすすめ。まだ誰も見つけていない宝物に出会えるかも。でも、どの時間に来ても楽しめるのが、このシタマチ.のみの市の魅力。ゆっくりと時が流れる下町で、あなただけの特別な出会いを見つけてください。これ、絶対に来て良かったって思えるはず！