朝もやの中、神社の鳥居をくぐると、そこには少し不思議な光景が広がる。神聖な場所に古道具や雑貨が所狭しと並び、珈琲の香りが漂う...これが岡山神社の蚤の市。まるでタイムスリップしたような、でも確かに今ここにある特別な時間。岡山県岡山市北区石関町、この住所を知っておくだけで、春と秋の特別な週末が約束されます。4月19日の春祭、そして秋には再び。この「神社で開かれる蚤の市」っていう組み合わせが、もう最高。古くて懐かしいものと、新しくてフレッシュなもの。神聖な空間と世俗的な取引。相反するものが不思議と調和する場所。
古道具、雑貨、古本...そして忘れちゃいけないのが、フードとスイーツ、珈琲にクラフトビール。まるで『グランド・ブダペスト・ホテル』の色彩豊かな世界のように、五感を刺激する品々が並ぶ。特にクラフトビールを片手に古本を物色する時間は、なんというか...贅沢すぎるよね？地元の職人やアーティストたちとの会話も、この市場の醍醐味。自分だけの一点ものを見つける喜びもいいけど、その裏にあるストーリーを聞くことで、モノはもっと特別な存在になる。「これ、昭和の学校で使われてたんですよ」なんて話を聞くと、なんだか心が躍る。神社の境内という静けさと、市場のにぎわいが交差する不思議な空間。春なら桜、秋なら紅葉...季節の彩りも手伝って、ここでの時間はどこか特別。スマホを構えずにはいられない瞬間が、あちこちに転がってる。
早朝に来るのがおすすめ。人混みに揉まれる前に、ゆっくりと掘り出し物を探す時間は格別。入場料が無料っていうのもポイント高い。財布の中身は全部使っちゃうかもだけど、それでも後悔なし！岡山神社の蚤の市は、単なるショッピングの場ではなく、人とモノが「縁」で繋がる特別な場所。行きたいけど遠いな...って思ったあなた、その「行きたい」って気持ちだけで、もう縁は始まってる。の開催、ぜひカレンダーに印をつけておいてください。「あのとき行っておけばよかった」なんて後悔、絶対にさせない。