小江戸佐原の骨董市って、タイムマシンに乗って昔の日本にワープしたような感覚になれる特別な場所。そう、まるでジブリ映画『千と千尋の神隠し』の世界に迷い込んだみたい。八坂神社の境内に広がる骨董市は、毎月第一日曜の朝8時から始まる、これがまた絶妙なタイミング。朝もやの中、ちょっとミステリアスな雰囲気の中で宝探しができちゃう。
「え、また行くの？」って友達に言われるけど、毎回新しい発見があるから。20軒以上の骨董商さんが並ぶ通りを歩いていると、まるでアンティークの海に潜るダイバーになった気分。時には「これ、絶対買っちゃうやつだ...」って思わずつぶやいてしまうような掘り出し物に出会えることも。特に面白いのが、出店者さんとの会話。どの商品にもストーリーがあって、話を聞いているうちに時間があっという間に過ぎちゃう。「この茶碗、実はね...」って始まる話が、思わぬ歴史の授業になったり。
佐原の町並みも素敵。利根川水運で栄えた面影が残る街並みを歩くと、スマホを持っているのを忘れちゃうくらい。でも、どこか不思議とモダンな空気感も漂っていて、古いものと新しいものが自然に溶け込んでいる。あ、でも要注意なのは天気予報！雨で中止になることもあるので、行く前に電話確認するのを忘れずに。「行ってみたら中止でした」なんて悲しいことにならないように。これ、経験者は語るです...