逗子骨董市は、まるで昭和の映画のワンシーンから飛び出してきたような、懐かしくて新しい空間。海からの風が運んでくる塩気と、古き良きモノたちの物語が交差する、ちょっと特別な日。ここでは、まるでウェス・アンダーソンの映画に迷い込んだみたいに、どこかレトロでポップな世界が広がっている。ペコちゃん人形が可愛らしく微笑む棚の向こうには、フランスから長い旅をしてきたアンティークの食器たち。その隣では、着物の柄を活かしたリメイクアクセサリーが、古きと新しきの出会いを演出してる。
朝7時半の開始と同時に、宝探しの冒険が始まる。駅から歩いてすぐだから、遠出した気分で気軽に立ち寄れるのも魅力。出店者さんとの会話も、このマーケットならではの楽しみ方。「このブローチ、実はね...」って感じで、アイテムにまつわる思いがけないストーリーが飛び出すことも。単なる買い物じゃなくて、モノを通じた人との出会いがある。
海風に吹かれながら、昭和レトロな雑貨や、九谷焼の和の趣、ヨーロピアンアンティークまで。時代も国境も超えた素敵なアイテムたちとの偶然の出会いを楽しめる場所。それが逗子骨董市。財布の紐、緩んじゃうかも...でも、そんな心配も吹き飛ぶくらい素敵な出会いが待っている。是非、あなたも逗子の海風に誘われて、タイムレスな宝探しの冒険に出かけてみませんか？