東京の隠れた宝石箱、西荻骨董好きまつり。知る人ぞ知る、この骨董市は何度も訪れたくなる魅力に溢れている。昭和7年に建てられた井荻会館って、現代の建物じゃ絶対に出せない味わいがある。まるで『ムーンライズ・キングダム』の世界観みたいな、どこか懐かしくて新しい空間。地蔵坂交差点近くという立地も、何だか映画のワンシーンを歩いているような気分にさせてくれる。この骨董市の魅力は、ただモノを買うだけじゃないんだ。小さなブースが並ぶ空間で、出店者との会話を楽しみながらゆっくりと時間が流れていく。これ、デジタル疲れした現代人には最高の癒しじゃない？
土曜日の9:30から17:00まで開催されるから、朝イチで行くのが正解。人が少ないうちに掘り出し物をゲットできるチャンスだし、その後は周辺の古書店やカフェを巡る流れが鉄板。「あ、これ欲しい！」と思ったら即決が吉。骨董市あるある、迷ってる間に誰かにさらわれちゃう。でも、それも含めて骨董市の醍醐味。見つけたときの興奮と逃したときの後悔、このスリル感がクセになる。雨天決行なのも嬉しいポイント。急な雨でも中止にならないから、予定が立てやすい。むしろ雨の日の井荻会館って、どこか映画『ブレードランナー』を思わせる不思議な雰囲気があって、それはそれで新しい発見があるかも。
都心から少し離れた杉並区、西荻窪エリア。このまちには独特の文化が根付いていて、それを感じられる貴重な場所がこの骨董市。地元の人たちの温かさも、ここの魅力の一つ。ひとことで言えば、「知る人ぞ知る、心に残る東京の隠れた宝石箱」。一度訪れれば、きっとあなたもこの骨董市の虜になるはず。次の開催日を今すぐチェックして、カレンダーに赤丸つけちゃって。これ、絶対に後悔しないやつだから。