京都の豊国神社で、まるでタイムスリップしたかのような不思議市が開催されてる。その名も「おもしろ市」。毎月8日、18日、28日に開かれるこの市、まさに昭和レトロと令和ポップが交差する異空間。
ここでは、古布や骨董品、手作りの小物たちが、まるでInstagramのフィルター越しに見たような、どこか懐かしくて新しい魅力を放ってる。そのレトロな雰囲気が今どきの若者の心を掴んで離さない。
外国人観光客の姿も多い。特に中国や台湾からの旅人たち。彼らの目にはどう映るんだろう?きっと「KAWAII」の一言では言い表せない、日本の魅力がギュッと詰まってるんだろう。
そして、このおもしろ市の最大の魅力は、なんといってもプライス。ほとんどの手作り小物が500円以下。「え、マジで?」ってなるりますよね。お財布に優しいのに、その価値はプライスレス。
「安くてごめん!」なんて言わせない、アンティークハンターの聖地。
でもね、ここで見つけたものは単なる「モノ」じゃない。それぞれに物語がある。使い込まれた木製の箸置き、色あせた着物の端切れ、昭和の香りがする古い雑誌。どれもが時を超えて、新しい持ち主との出会いを待ってる。
おもしろ市は、ただのフリマじゃない。ここは、世代を超えた交流の場でもある。骨董品マニアのおじいちゃんと、古着好きな女子大生が、同じ品物を前に熱く語り合う。そんな光景が当たり前に見られる。まるで、時空を超えたコミュニティの誕生みたい。
そう、ここは異文化交流の場であり、宝探しのフィールドなんだ。毎回訪れるたびに新しい発見がある。それが、このおもしろ市の醍醐味。
次の8のつく日、ちょっと足を運んでみませんか?きっと、あなたにとっての「お宝」が見つかるはず。でも気をつけて。一度ハマったら、毎月通っちゃうかも。だって、ここは「おもしろい」以上の何かがあるから。